目(さっか)
目と書いて「さっか」と読みます。日本中部に昔からある姓で、江戸時代には役職を現していたらしく「お目付役」などの目を現します。
さっかは、日本出身ですが、10代前半に一人で海外に出て以来、世界各地で学び、働き、さまざまな経験をしながら暮らしてきました。本格的な占星術との出会いは、アメリカ・ニューヨーク市で、ある世界的アーティストのマネージャーをしていた時のことです。彼女のオフィスに出入りしていた占星術家によって占星術のことを知りました。
その後、ドイツに在住中、深い森の中の電気もガスも通っていない古い石造りの家で、伝統的魔女生活をしていた老女との衝撃的な出会いが、占星術を学ぼうという決意をさせました。このおばあさんは、薬草の力やさまざまなことを知っていただけでなく、星を読むこともできたのです。さっかの当時のドイツ人ルームメイトは、鬱を患っていました。治療のために、さまざまな医療機関にかかっていたのですが、なかなか好転せず悩んでいました。そんな中、知り合いにこのおばあさんのことを聞き、星を読んでもらったのです。そうしたら・・なんと、それまで鬱々としていたルームメイトが、見たこともないほど晴れやかな表情になったそうです。
自分の持って生まれた星を知ることが、どれだけ人を救うのかを身近に体験して感動し、さっかは星の勉強を始めたのでした。
それから長い年月を経て、アフリカのイスラム教の僧や魔術師たち、日本の位の高い神職、アメリカの腕利き占星術家たち、過去も未来もピタリと言い当てるジプシーの占い師たちなど、多くの出会いをしながら世界各地で生活してきました。また、占いや魔術だけではなく、いわゆる現世的な仕事もたくさんしています。アメリカ連邦政府ホワイトハウスとの交渉に成功したり(この時は、ホワイトハウス専属で働くよう要請されました)、複数の大企業で働いたりした一方で、ビルの清掃の仕事や仲居の仕事、そして芸能関係の仕事まで幅広くやってきています。たくさんの経験を積んできているため、名前の通り、その目で、広く深く、世の中を見つめてきています。そうして気づいたのは「文化や経験によって行動形式は違うが、人はみな基本的なところで同じで、同じものを求めている」ということです。
さっかの結論は、
『人種や国籍や社会的地位を超えて、人はみな、病や死や別れを恐れ、愛を求めている。そして、全ての人がその人の持っている本当の力を、最高の形で表現し発揮したいと願っている。』
そして、それには、まず自分のことをよく知る必要があり、占星術やカードは自分探求を手伝う大きな力になるということです。
そんなさっかの鑑定は、個人鑑定も社会鑑定も、人類を星から見るように客観的でありながら、深く、鋭く、同時にこころ優しいものです。
鑑定は、基本的に西洋占星術と、認知度が低いけれど、とても正確な読みをしてくれる『真実のカード』というトランプカードを使ったテクニックを主に利用しています。(『真実のカード』は資格を習得/アメリカ)
現在は、日本の小さな美しい町で暮らしています。