西洋占星術と真実のカード

 

さっかがリーディングに利用するのは、主に西洋占星術と真実のカードです。時には、アイチンやタロットカードも利用しますが、アイチンもタロットも、その場限り、または長くても数ヶ月しか保たない答えのため、急な質問や、イエスやノーの答えが必要な場合、または、短い期間の質問を掘り下げて聞くために限定して使用し、基本的に、西洋占星術と真実のカードがメインのリーディングをします。

西洋占星術

西洋占星術は、メソポタミア文明の占星術を源流としていて、古くはインドの占星術(インドに古くからあるアユールベーダ医療と一緒に利用されることも多い)とも互いに影響を与え合っているとも言われています。さっかが最初に西洋占星術と出会ったのはNY市でですが(プロフィール参照)、アメリカは精神医学を生活の一部に60年代から取り入れ始めていて、現代西洋占星術が発達した国の一つでもあります。

西洋占星術という名前の通り、ヨーロッパで発達しアメリカも含めた欧米で主に使われてきています。もともと権力者たちが使っていた技術で、ルネッサンス期までは、ヨーロッパでは大学で天文学と一緒に必須学問の一つとして扱われていました(大学は権力者や有力者が通っていた)。けれど、科学の台頭とともにだんだん隅に追いやられ、ルネッサンス期以降には大学の必須科目からも外され、特に19世紀には非科学的な「迷信」として白い目で見られていた時代もありました。それでも途絶えることはなく、20世紀に返り咲いています。

さっかは、占星術が非科学的なのではなく、科学が占星術に追いついていないだけだ、と言います。実際にさっかは、西アフリカに住むドゴン族という部族の人たちと交流があり、そのとき「僕たちはシリウス星からやってきた。」と言われ、詳しい話しを聞いています。そして、そのあと10年くらいたって宇宙技術が発展し、シリウス星の裏側の写真が撮影され、アフリカのドゴン族の人たちが言っていた話し(星のどこになにがある・・など)と、一致していたということもあり、ますます思いを強くしています。また、さっか自身、生まれた時からさまざまな記憶や知識があり、その現象についても科学ではまだ解明できていないため、社会の人々が科学一辺倒の考え方を控え、同時に、できるだけ科学技術が追いつくことを待っていると言っています。

さて、西洋占星術は、太陽系銀河の惑星たち(シリウスも含めた小惑星も合わせて数十の惑星)と、12の星座と12の宮の組み合わせで占ってゆくものです。その組み合わせと、そこから生まれるストーリーは複雑なもので、パーソナルチャートまたは誕生チャートと呼ばれる、その人の持って生まれた星のチャートからは、過去生、今生の課題、素質、性質、才能、恋愛観、金銭感覚、行動力、体質・・さまざまなものが立ち現れます。いわば、その人の今生の魂の地図のようなものです。病院に行って健康診断をしてもらったら、数値が出てきて、その人の体質や健康状態がわかりますが、その人の今生の魂の診断書のようなものと言っても良いでしょう。それだけでなく星のチャートでは、その人の体質までもわかるので、*そのひとの総合的な地図とも言えるでしょう。

さっかが西洋占星術に強い関心を持ったのは、身近な人が星に救われたのを見たのがきっかけでしたが、(プロフィール参照)一番の動機は、なにより「自分を知りたい」と、思ったからだと言います。自分はこれで良いのだろうか、果たしてこの道が自分にあった道なのだろうか、なぜ自分の人生はこんなにも人と違うのだろうか、などと、迷うこと悩むことが多かったからだそうです。そうして、占星術家に占ってもらったところ、人には言ってこなかったし、自分にしか知り得なかったことを星が指摘し、驚いたと同時に救われたと言います。余計な心配や荷物を下ろすことができ、星に見守られている気がして一人きりじゃないと思え、そして、自分の道が見え、こころがすっと軽くなり明るくなったそうです。星を知って以来、人のことも自分のこともより客観的にわかるようになったのが良かったと言っています。また、自分の道を確信することができたので、色々なことがあっても、迷うこともブレることもなくなり、楽になったそうです。それで、こんなに役に立つものを広めたり、リーディングをしてあげられる占星術家になろうと思ったそうです。

占星術や占いのことを、未来を知ったり、運勢を知るためにあると思っている人も多いと思います。確かにその一面もあり、占星術界でも未来の予想を専門にやる占星術家もいます。けれど、基本的に西洋占星術は、まず、自分自身のことを知るためにあります。そこには美しいものも、できれば見たくないものもありますが、ほとんど内心どこかでわかっていたことが星に現れます。星を知って良いのは、それを星の立場から客観的に知り、受け入れることができるようになることで、その人に自信と希望を与えてくれることです。そして、自分のことがわかれば、ほかの人たちのことがわかり、そして、周りで起こる事象や宇宙のこともわかるようになるのです。

逆に言えば、自分のことがわからない人は、闇の中を手探り状態で歩いているようなもので、満足することも、こころ穏やかにいることも難しくなります。古来から「人生は自分のことを発見する旅」と言われていて、どの文明でも、哲学者、文学者、宗教家、星読み、学者たちが言っています。

自分のことを知るには経験や学習も必要ですが、星は、自分探検の人生の傍にいつも一緒にいて、手伝いをしてくれます。今、時代が大きく動いていますが、欧米では、空前の西洋占星術ブームが起こり始めています。日本でもこの10年ほどで、その地位を確立し始めている印象を受けます。平和と自由を象徴すると同時に、個人の意識の明確さを求める水瓶座の時代に入り始めていますが、その兆しでもあると言えるでしょう。占星術は、これからの時代の水瓶座を象徴するものでもあります。

さっかは、世の中の情勢を読むマンデイン占星術(Mundane Astrology)と、個人リーディングの両方を行います。詳しくは『リーディング』を参考にしてください。

(注)*誕生チャートは、今生のチャートであり、他の生(前世や来世)のものではありません。時空を超えた、その人の大元の魂のチャートというのもありますが、今生のチャートとはほぼ99%の確率で違います。

真実のカード

真実のカードは、インド占星術(Vedic Astrology)を基本とし、数秘術、タロットカード、マヤ暦、インド哲学、西洋占星術の一部と、さまざまな技術が融合された占いで、トランプカードを利用して占います。その内容は複雑で、学ぶ側にある程度の成熟度と知性が必要なため、ブームになるほどの火はついていませんが、静かに欧米で注目され始めているテクニックです。

さっかは、自分の占い技術の集大成としてこのテクニックの講座を受け、勉強をしました。結果として、占いのことや宇宙のこと、哲学のことが総合的に自分の中でまとまったような感じがして良かったと言っています。そしてなんと言っても、このカード占いは、ズバリとタイミングやその人の運勢を言い当てることに魅力があります。占星術が、その人の魂のDNAや縮図としたら、真実のカードは、その人の歩く道の詳細な地図のようなものです。具体的に、その人の地上での運勢を言い当てます。

この技術を集大成として学び、資格などに興味のないさっかが珍しく資格までとりましたが、これまでの知識と経験の集大成だったと同時に、また新しい一歩が始まったような気がしているそうです。占いの道は深くて終わりがなく、きっとこれからもずっと、きっと、一生勉強し続けてゆくだろう、長生きすることに興味はなかったけれど、もっともっと色々なことを学びたいので、生きてみたくなったとも言っています。

今、地上ではこの二つの組み合わせの占いが最強だろう、と信じているさっかです。